学生の声VOICE

自分の研究がどう実社会に応用できるのかを再認識

R.Mさん

工学院 電気電子系 電気電子コース
参加したワークショップ:2022年秋(参加当時 修士1年)

<プロフィール>
1999年生まれ、埼玉県出身。2022年東京工業大学工学院電気電子系卒業。現在、工学院電気電子系電気電子コース修士課程2年生。(2023年8月現在)
<研究テーマ>
ミリ波とUAVを活用した一時的なネットワークエリア構築を目標とした研究

  • マッチングワークショップ
  • インターンシップ

様々な企業の方々に自分の研究を発表

SSSマッチングワークショップ参加したのは、様々な企業の方々との交流を通して、自分の研究はどのように実社会に応用できるか、実際どのような点に問題があるのかなどを再確認できると考えたためです。ワークショップ内での参加機関の方々とのやりとりはとても刺激的でした。私の研究内容についての議論のみならず、実際の業務内容や研究が社会実装された際のイメージをつかむことができ、とても有意義な交流ができました。

マッチング後のインターンで企業の魅力がより深まった

ポスターセッションでは、NECの方に声をかけていただきました。その方は、私が学部時代に所属していた研究室の先生と一緒に仕事をしていたこと、また、その方の担当業務が私の研究と一部似ているところがあり、研究内容についてより深く議論することができました。
後日、事務局から、インターンシップについてのマッチング連絡がありました。NECの担当者とのやりとりを重ね、2023年1月に1週間のインターンシップに行くことになりました。インターンシップの研究テーマは、私の研究内容とインターン参加先の部署の業務内容から調整してもらいました。

インターンシップでは、様々な社員の方と交流し、会社紹介やオフィスツアーなどをしていただきました。NECの魅力や強みを知ることができ、とても魅力的な企業だと感じました。また、実社会で検討されている分野について学ぶことができたため、新たな視点で研究を進められるようになりました。

これからSSSマッチングワークショップに参加する学生へ

修士1年でもたくさんの学びがあります

SSSマッチングワークショップでは、企業の方々と議論・マッチングすることができます。また、他の学生の研究についても知ったり、就職についての情報も得ることできたりと、修士1年から参加してもとてもためになりました。学内開催ということもあり、参加しやすいイベントです。ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

指導教員からのメッセージ

指導学生が、最先端企業でのインターンシップを通し、研究視野を広げることができたこと、また、社会実装を意識した研究企画を立案する能力を身につけることができたことを非常にうれしく思っています。SSSマッチングワークショップは、大学の研究シーズと企業・研究機関の社会ニーズをマッチングする機会であるだけではなく、学生が積極的に実践経験を積むことができる場であり、社会に必要とされる人材の育成に貢献していると思います。企業・研究機関だけではなく、学生の皆さんも、この有意義な機会を積極的に生かして欲しいと思います。
(工学院 准教授)

参加機関からのメッセージ

インターンシップは、実践的な研究開発だけでなく、社会人生活や勤務スタイルを含め、学生の皆様がたくさん学ぶことができる良い機会です。さらに企業が求める人材と学生がやりたいことのマッチングにも役立ちます。
受け入れる部門の社員は、学生が課題に取り組みやすいように様々工夫していますので、是非参加していただきたいと思います。
(日本電気株式会社 ご担当者)

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超スマート社会推進コンソーシアム

参加機関募集

東京科学大学では、超スマート社会(Society 5.0)の実現を推進する超スマート社会推進コンソーシアムを立ち上げました。また、令和元年度卓越大学院教育プログラムに採択され、これらの連携を強化することで超スマート社会の変革期を支えるリーダーを養成します。つきましては、本コンソーシアムおよび本教育プログラムにご賛同頂ける参加機関を募集致します。

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